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AFP認定を受ける方法を解説|最短・最安の認定講座はどこ?

マコ
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  • どうすればAFP認定を受けられる?
  • FP2級を取得済だけど、AFPは認定される?
  • 最安・最短で認定を受けるにはどうすればいい?

名刺にAFP(AFFILIATED FINANCIAL PLANNER)と記載されていて、「どんな資格なんだろう?」と関心を持つ方がいるかもしれません。

AFPはFP協会が運営する民間資格で、15万人超の認定者がいます。資格の信頼性は高く、FP業務に携わるなら取得する価値のある資格です。

公式サイトに記載されているAFP認定の方法は4通りですが、実質2通り。

【基本課程】の講座を修了しFP2級を取得する、もしくはFP2級を取得した後【技能士課程】の講座を修了する、のうちどちらかで認定を受けます。

それぞれの講座は2つの課題を提出すればよく、修了までのハードルはそれほど高くありません。つまり、FP2級に合格するだけの実力があれば、誰でもAFP認定を受けられます

ただ、AFP認定後には継続学習と年会費の支払いが必要。事前に本記事でAFPの内容を知り、認定を受けるメリット・デメリットを確認しておきましょう。

  • FP業務に携わるならAFPは取得する価値のある資格
  • 取得する際は指定の講習を受講する必要がある
  • 認定後は継続学習と年会費が必要
  • 最安価格・最短で合格を目指すならFP2級→技能士課程を目指す
この記事を書いた人
  • 金融機関で12年の勤務経験あり
  • 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
  • AFP認定者
  • FP2級を独学取得
マコ
マコ

AFP認定者である私が解説します。

AFPになるためにはどうすればいい?

AFPはFPとして信頼されるための基礎知識を持っていることが証明できる有益な資格。FPとして働く上で役立つことも多いでしょう。

AFP認定を受けるためには、FP2級を取得しないといけません。

AFP認定を受けるための条件
FP2級技能検定を取得(FP協会・きんざいのどちらでも可)
所定の講座を修了

FP2級取得前でも後でも、AFP認定は受けられます。

  • FP未受検者→基本課程コース
  • FP2級取得者→技能士課程コース

FP2級未取得なら基本課程コース

「FPの資格に興味を持った。でも勉強はこれから。」という方は基本課程コースを受講しましょう。指定の講座を修了後にFP2級に合格し、所定の手続きを済ませればAFPに認定されます。

↓ 基本課程コースについて詳しく知りたい

FP2級に合格しているなら技能士課程コース

「すでにFP2級は取得しているけど、AFPも取得したい。」という方は技能士課程コースを受講しましょう。所定の研修を修了すればAFPに認定されます。

技能士課程コースならFP2級技能検定の通信講座より格段に低価格で受講可能。

たとえば株式会社アーティスソリューションズの講座なら8,800円(税込)で受講できます。

↓ 技能士課程コースについて詳しく知りたい

AFP認定を受けるための4つのコース

AFPの資格認定を受けるためには、FP協会が指定する講座を受講する必要があります。講座を受講する時期はFP2級を取得する前後どちらでも問題ありません。

AFP認定を受けるためには4通りのコースから自分に合わせたコースを選べます。

  • 基本課程:FP2級未受検者向け
  • 技能士課程:1級・2級のFP技能検定に合格している方向け
  • 税理士課程:税理士や会計士登録をしている方向け
  • 3級課程:3級FP技能検定向け講座を修了した方向け

FP2級取得前であれば基本課程、取得後は技能士課程を受講するのが基本的な流れです。

  • FP2級取得前→基本課程
  • FP2級取得後→技能士課程

コース①基本課程|FP2級未受検ならこのコース

これからFPの勉強を始めようと考えている方は基本課程の講座を受講して、FP2級とAFPの同時取得を目指せます。

基本課程でAFPを取得する際は次の順序をたどります。

  • AFP認定研修(基本課程)を修了→FP2級技能検定に合格→AFP認定

FP2級未受験でもAFP認定を受けるためにはFP2級の合格が必須です。このため基本課程を受講する場合はコスパよく学べる講座がおすすめです。

ちなみにFP2級には受検資格があります。要件は次のとおり。

FP2級技能検定の受検資格

1)日本FP協会認定のAFP認定研修を修了した者(修了証明書の保持者)

2)3級FP技能検定の合格者、金融渉外技能審査3級(旧審査試験)の合格者

3)FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者

3級未受検者でもAFP認定研修を修了すれば、いきなりFP2級にもチャレンジできます。

コース②技能士課程|FP1級・2級合格者はこのコース

すでにFP1級・2級を取得している方は技能士課程でAFP認定を受けられます。技能士課程は所定の講座を受講すれば、最短1カ月程度で取得可能。

  • FP2級合格→AFP認定研修(技能士課程)を修了

コース③税理士課程|税理士・会計士登録者はこのコース

税理士・会計士の登録者は所定の研修を受講して税理士課程で取得できます。該当する方は少ないと思いますので、詳細は割愛します。

コース④3級課程|3級FP技能検定向け講座修了者はこのコース

3級FP技能検定向け講座を修了した方のためのAFP認定研修です。

AFP認定講習のおすすめ講座

AFPを取得するためには民間講座を受講しなければいけません。

これからFP2級を目指す方は【基本課程】を、すでにFP2級を取得している方は【技能士課程】で認定を受けられます。

  • 「基礎からきちんと学んでFP2級に確実合格したい」→フォーサイトがおすすめ!
  • 「なるべく費用を抑えて、AFP取得を目指したい」→アーティスがおすすめ!

【基本課程】これからFP2級の取得も目指すならフォーサイト!

AFPになるためにFP2級の取得が必須です。このため、基本課程でAFPの取得を目指す方はFP2級が合格できるかどうかを基準に講座を選びましょう。

私がおすすめするFP2級講座のベスト3は次の講座です。

会社名
フォーサイト


スタディング

アガルートアカデミー
おすすめ度
(5.0 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
教材冊子教材
電子教材
電子教材冊子教材
電子教材
受講料(税込)60,800円(送料別)31,900円65,780円
割引・キャンペーンありありあり
合格者に全額返金特典も)
教育訓練給付制度ありなしなし

上記の講座のうちAFP認定研修はフォーサイトのみ

私のおすすめは、わかりやすいテキストと講座で評判のフォーサイトです。しかもフォーサイトならAFPの認定研修に対応しているため、FP2級の合格とAFP認定のダブルライセンスを目指せます。

FP2級のおすすめ講座は、次の記事で解説しているので参考にしてください。

受講料で選ぶなら次の3社がおすすめです。

会社名受講料(税込)タップすると公式サイトへ


(株)アーティスソリューションズ
22,000円公式サイト

(株)日本投資環境研究所
22,000円公式サイト

FPK研修センター(株)
35,200円公式サイト

【技能士課程】低価格!FP2級取得済ならアーティスがおすすめ!

FP2級をすでに取得している場合は、技能士課程でAFPを目指せます。技能士課程は基本課程よりも短期間・低価格で目指せるのが特徴。

受講料順にベスト3をまとめましたので、参考にしてください。

会社名受講料(税込)タップすると公式サイトへ


(株)アーティスソリューションズ
8,800円公式サイト

FPK研修センター(株)
8,800円公式サイト

神奈川県ファイナンシャルプランナーズ協同組合
9,900円公式サイト

なお、最安値でAFPの認定を受ける方法は独学でFP2級に合格し、技能士課程を修了する方法です。

「FP2級って独学で合格できるの?」と不安に思う方がいるかもしれません。

FP2級は独学でも合格できる試験です。ただ、講座を受講するよりも時間がかかりモチベーションの維持にも苦労しますので、勉強できる自信のある方だけに独学をおすすめします。

独学で勉強する場合は私のように不合格を経験しないように、試験対策をきちんとして受験に臨んでください。

≫ 【合格体験記】独学でFP2級にチャレンジ!

AFPになるメリット・デメリット

AFPは民間資格ですが高い評価を得られるなどメリットの多い資格。反面、認定後にも年会費や継続学習が必要などのデメリットもあります。

事前にメリット・デメリットを把握した上で認定研修を受講しましょう。

メリット
デメリット
  • 仕事で高い評価を得られる
  • FPの最新情報が手に入る
  • 転職で役立つ
  • 費用がかかる
  • 認定後も継続して勉強が必要

メリット|民間資格だが仕事・転職で役立つ

仕事で高い評価を得られる

AFPは金融機関等で高い評価を得ており、15万人を超える認定者が活躍しています。名刺にも書ける資格であり、取引先の顧客からも信頼を得られるでしょう。中には資格手当を用意されている会社もあり、業務上一定の評価が得られます。

FPの最新情報が手に入る

AFP認定者向けに、FPジャーナルや会員HPで提供される、最新の投資情報や税制改正に関する情報が手に入ります。AFPのネットワークに参加し、他の認定者と交流を深めることも可能。

転職で役立つ

AFPは民間資格ですが、信頼性は高く転職にも役立ちます。主に銀行や保険会社など、金融業界ではAFPを歓迎条件とする企業も多いです。

デメリット|認定後にも年会費と継続学習が必要な点に注意

費用がかかる

AFPに認定されるためには指定された講習を受講しないといけません。晴れて認定者になれたとしても、入会金の支払いが必要です。さらに年会費も必要なので、金銭的な負担も考慮して入会を検討する必要があります。

認定後も継続して勉強が必要

他の資格で取得後に勉強は求められることは稀ですが、AFPでは認定後も継続学習が必要です。常に最新の情報を吸収する必要があり、将来もFPとして業務される方でないと勉強についていくのは厳しいでしょう。

継続教育単位取得のための費用は年間約5,000円です。(FP協会のモデルケースを参照)

AFPの取得についてよくある質問

AFPの取得についてよくある質問をまとめました。

AFP認定を受けるための費用はどれくらい?

AFP認定を受けるためには、最低でも42,500円〜55,700円程度の費用が必要です

認定講習は最安価格で受講できるアーティスを参考にしたところ、必要な費用は次のとおり。

コース【基本課程】【技能士課程】
FP2級受検費用(学科・実技合わせて)11,700円11,700円
講習費用【基本課程】(アーティスの場合)22,000円
講習費用【技能士課程】(アーティスの場合)8,800円
AFP入会金10,000円10,000円
AFP年会費12,000円12,000円
55,700円42,500円

なお、上記の取得のための費用の他にAFPとして認定を受け続けるためには、維持費が発生します。

AFPとして認定を受け続けるためには年間に次の費用がかかります。

・年会費:12,000円

・単位取得費:2年で2,640円(アーティスの継続研修の場合)

マコ
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認定後も維持費が必要な点に注意しましょう。

最安値でAFP認定を受ける方法は?

最安値でAFP認定を受けたい場合は、独学でFP2級を取得し【技能士課程】で受講しましょう。

  • FP3級・2級を独学合格→技能士課程を受講

FP2級は独学でも合格可能な試験。独学で合格する自信のある方は、FP2級技能士になった後、技能士課程を受講すればAFPに認定されます。

技能士課程の受講料は最安値のアーティスで8,800円です。

AFP認定を受けるためには最短何日必要?

AFP認定を受けるためには、要件を満たしてから最短でも1カ月以上の期間が必要です

AFP講習を修了するためには「確認問題」と「提案書課題」の両方で合格しないといけません。ではスムーズに合格できた場合最短何日で修了できるのでしょうか?

アーティスの公式サイトでは最短合格について、次のように記載されています。

  • 基本課程で最短1か月で修了可能
  • 技能士課程で10日間程度で修了可能

修了後にAFPとして認定されるには1カ月程度の期間が必要です。

FP2級は独学で合格できる?

AFP認定を受けるためには、FP2級の取得が必須です。FP2級は独学でも合格できる試験です。

ただ独学の場合は時間がかかり、モチベーションの維持も大変なので講座の利用をおすすめします。

独学で合格した体験記は次の記事で解説しているので、参考にしてください。

≫ FP2級に独学合格した私が勉強法を解説

AFPの取得で仕事に役立てよう

AFPの認定を受けるためには、FP2級の取得と認定研修の受講が必須。ただ、金融業界では認知度の高い資格。時間をお金をかけて取得する価値があるでしょう。

年会費や継続教育が必要な点も分かった上で講座に申し込みましょう。

この記事を書いた人
マコ
マコ
「資格は取れても、仕事はたいしたことないなぁ。」と上司から言われたポンコツの元地域金融機関職員。銀行業務検定をはじめ多数の資格を保有。自らの経験をもとに金融機関で働く方のための資格情報を発信しています。
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